〈指導方針〉 4つの柱 [身体づくり]   [楽しむ]   [個]   [繋がり]  

 

「パフォーマンスを上げるのは、ボールを使った練習だけではない。」

近年、子供の体力・運動能力低下が大きな問題になっています。

私自身も18歳年代の指導に関わっていますが、年々サッカーのテクニック(ドリブル等)は向上しているものの

やはり基本的な運動能力の低下を痛感しています。

スキップ・ケンケン・バック走等、自分の体を思い通りに動かせていない選手が非常に増えてきました。

自分の身体を動かせていない選手がボールを上手く扱えるのでしょうか?

何となくボールが上手く扱えているように見えているだけのプレーに陥っていないでしょうか?  

身体とボールの両方を正しく上手く扱える選手のほうが、言うまでもなくより良いプレーができます。

 

「スポーツ、身体を自由に動かすことを生涯楽しんでほしい。」

健康、健全な身体でないと楽しみながら身体を動かすことはできません。

そもそも、サッカー・その他のスポーツは、小学生・中学生年代で終わりではありません。

高校・大学・社会人・プロで活躍する選手もいます。その先の生涯も、人との繋がりを含めて楽しめるのがスポーツです。

生涯を通してスポーツを楽しむためには小学生・中学生年代での身体の基盤づくりがとても大切になります。

神経系の発達、身体の成長、柔軟性、一番活発に行われるのが小学生・中学生年代です。

この年代に身体の柔軟性、身体操作性が低い選手は膝の成長痛、腰の腰椎分離症など、大きなケガにつながる選手が多いです。

今だけではなく生涯に繋がる育成・指導をしていきます。

 

「原理原則を意識した個の育成」

チームの中には個があり、個が集まったのがチームです。身体づくりを活かしながら、

ゴールを決める・決められない、ボールを奪う・奪われない選手を育成します。

それらを1対1だけではなく、2対2、3対3のグループでも発揮できるようにします。

 

「人と人の繋がり」

ニベルの活動は各学年毎ではなく、複数の学年が混合で活動します。

選手達が将来、年齢差に関わらず活躍できる選手になれるよう、自分以外の人に囲まれた中で自分自身を表現できるよう、

横だけではなく上下の繋がりも重視しています。

年上の選手が人間性・プレーのお手本となり、年下の選手はそれを観て学び、自身で判断・行動できるようになります。

身体づくり・テクニックだけではなく、大切な心の部分も含め、人間力を備えられる育成環境づくりを心掛けています。